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リハビリブログ:認知症についての勉強会に参加してきました!

2021-08-09
リハビリテーション作業療法士の中村です。
猛暑日が多くなってきましたね
皆様、熱中症対策を忘れずに、水分補給を十分になさってくださいね☆彡

さて、8月3日火曜日の夕方から、作業療法士(リハビリ専門職)協会のブロック研修会の
『認知症の人の生活行為とQOL(生活の質)の改善』というオンラインの勉強会に参加してきました

勉強会の大まかな内容は
1.認知症の人の生活行為を引き出すアプローチ
2.重度認知症の人のQOL(生活の質)とリハビリテーション でした。


認知症と一言に言っても、大きく分けると4種類の認知症があるといわれています。
認知症自体は、脳のどの部分に病変があるか、ということで症状が変わったり、
問題となる生活動作や、その問題を解決する方法もそれぞれの認知症によって変わってきます。
今回の勉強会では、その生活動作や活動の中で、どのような促しを行うことが効果的か、
どのような声掛けをすることで、生活動作や活動をスムーズに行えるかなど、
具体的な症例を通して学ぶことが出来ました


また重度認知症の方のQOL(生活の質)のお話は非常に興味深い内容でした。
重度認知症の方は、その方のQOL:「生活の質」自体がわかりづらくなり、
どのようにその人らしさを見つけ出していくことが出来るのか、
また、重度認知症の方に、その人らしい快適な生活空間を提供していくことができるのか、
というお話がありました。
認知症の各段階には能力に大きな差異があります。

また、QOL:『生活の質』を知ることが難しくなった時、どのようにその人のQOLを高めるのか?
QOLには一定の評価尺度というものがあり、その評価尺度を使用しながら
また定期的な評価を重ねることで、その人の『快適』や『感情』『その人らしさ』を知ることが出来ます。
当施設でも、そのような評価尺度を取り入れながら、
認知症のご利用者様の『QOL:生活の質』を高められるようにしていきたいと感じました。


最後に、森ノ宮医療大学の松下太先生からは、
最後まであきらめない認知症の人の『笑』というお言葉を頂きました


今回も非常に有意義な勉強会となりました!

介護老人保健施設 五十忠
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