デイケアブログ
冬場のお風呂はキケン
2023-12-09
寒い日が続き、一日の終わりに熱いお風呂に浸かって体を温めるという方が多いのではないでしょうか
しかし、冬のお風呂場は寒い浴室や脱衣場、暑い湯舟の温度差による血圧の変動で一歩間違うと命の危険になるような現象が起きやすくなります。
急激な温度差で体がダメージを受ける事を「ヒートショック」と言います。
血圧が変動し、心筋梗塞や脳梗塞、めまい、失神等の症状が現れます。
このヒートショックの影響を受けやすい人としては・・・
・65歳以上の高齢者 ・高血圧、糖尿病など動脈硬化の基盤のある方
・肥満や不整脈の人とされています。
「ヒートショック」を予防するには
・食後1時間以上空けて入浴する ・脱衣場、浴室は前もって温めておく
・お湯の温度を低めに設定する(38~40℃を目安に)
・入浴前後の水分補給 ・長湯はしない事(10分以上の入浴は危険)
タイマーを設定する等いつもよりひと工夫して身体に負担のない入浴を心掛けましょう。