五十忠リハビリスタッフ「地域包括ケア推進リーダー研修」に参加してきました!
2021-02-04
介護老人保健施設 五十忠のリハビリテーション作業療法士の中村です。
令和3年1月24日に「地域包括ケア推進リーダー研修」に参加してきました
今回はコロナ禍ということもあり、今はやりの「ZOOM」というWEBでの研修参加となりました。
皆さんは「2025年問題」「地域包括ケアシステム」「地域ケア会議」
などの言葉を聞いたことがあるでしょうか?
日本では2025年に「団塊の世代」が75歳以上になり、高齢化社会がピークを迎えていきます。
現在日本が直面している少子高齢化問題に伴って、
新しい言葉や新しいシステムが出来上がっていることをご存じの方は少ないかと思います。
そのような状況の中で、平成27年度より大阪府とリハビリテーション専門職の
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3士会は、
合同で地域包括ケアシステムの構築に寄与できる人材育成を目的として、
地域ケア推進リーダー研修を開始し
『生活行為に着目した評価や自立ケアを促すケア方針決定の助言ができる』人材の育成を図っています。
地域ケア会議
地域ケア会議は、高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備とを同時に進めていく、
地域包括ケアシステムの実現に向けた手法です。
研修は、北は北海道から南は大阪までですが、約80名程度の参加者がおられました。
地域包括システムでのリハビリスタッフの役割を学び、グループワークでは、
地域ケア会議を想定したワークを実施し、それぞれのリハビリ色が意見を出し合い、
活発な意見が飛び交い、大変刺激を受けました。
地域包括ケアシステムは、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で
自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、
医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供されるシステムを指します
研修を通して、当施設周辺地域でのリハビリの役割を再確認し、
地域の皆様が「活動」や「参加」の場所をもって過ごして頂けるような環境づくりに、
当施設のリハビリスタッフとして寄与していきたいと改めて感じました。
研修終了として、地域包括ケアリーダー資格を取得しました。
地域のケア会議にも積極的に参加していけたらと考えています
また、当施設ではこの研修にもう一人の作業療法士が参加し、資格を取得しています